ブロックされたくない!
LINE公式アカウントの友だち数が増えてくると気になるのは「ブロック」。
様々な施策を実施して「やっと友だち数が増えてきたのに・・・」とブロックに悩まれる方も多いかと思います。
しかし、ご安心ください。
適切なLINE運用をしていても、ブロックはされます。
大切なのは、どのようなケースでブロックされて、何に気を付ければブロック率が下がるのかを知ることです。
LINE公式アカウントをブロックされてしまうと、ブロックした友だちには情報発信ができなくなるので、今回の内容を確認いただき、可能な限りブロックされないような運用を心がけましょう。
そもそもLINEのブロックとは?
友だちが登録しているLINE公式アカウントからのメッセージが不要と感じた場合、好きなタイミングでブロックすることができます。
ブロックされてしまうと、LINE公式アカウントからは一切の情報提供ができなくなってしまい、友だちにクーポンや割引セールの情報なども届けられず、LINEを使って売上を伸ばすこともできなくなります。
可能な限り、友だちからブロックされないアカウント運営を心がける必要があります。
LINE公式アカウントがブロックされる理由
LINE公式アカウントがブロックされる主な理由は以下の3点です。
①配信(メッセージ)が多い
②自分に関係ない情報が送られてくる
③今後サービスを利用しない
配信(メッセージ)が多い
メッセージの配信が多く煩わしいと感じてしまいブロックするというケースは少なくありません。
どれだけ友だちにとって有益な情報を提供していても、メッセージの確認やメッセージの受け取りに対して、手間や嫌悪感を感じてしまうとブロックされる可能性は高くなります。
LINEのメッセージ開封率は業種などにもよりますが、60%程と言われています。
メッセージを読んでくれる可能性は高いですが、その分ブロックされる機会も多くありますので注意しましょう。
業種やサービスにもよりますが、目安は1週間に1回が目安となります。
自分に関係ない情報が送られてくる
例えば、「男性なのに女性向けの情報が送られてくる」「住まいとは全く違う地域の情報が送られてくる」など、自分に関係性の低い情報が何度か送られてくると煩わしさを感じてしまい、ブロックされる可能性が高くなります。
今後サービスを利用しない
過去に来店またはサービスを利用した際、クーポンが貰えると案内されて友だち登録したが、「もうサービスを利用しない」「もう行かない」となった場合、ブロックされる可能性が高まります。
ブロックより気を付けるべきこと
ブロックについて知れば知るほど「ブロックされる=マイナス」と感じますが、逆に考えると「配信は届いている」「メッセージを見てくれている」ということにもなります。
また、ブロックされることにはメリットもあり、メッセージ送信する対象者が減るので、配信コストを削減することができ、感度の低い友だちを精査していくことに繋がります。
ブロックする友だちはどのアカウントにも存在するので、明らかにブロック数が多いという場合でなければ、そこまで気にする必要はありません。
寧ろ、ブロック以上に気を付けなければいけないことは「ブロックされず見てもくれない」ことです。
LINE公式アカウントは配信数が多くなるほど、料金を徴収される従量課金制を採用しているので、上記の状態が続くと、配信に無駄なコストが発生してしまう可能性があります。
そのため、ブロックを気にするのではなく、登録を継続してくれている友だち全員を顧客にすることを優先して考えましょう。
ブロックを防ぐために
ブロックは気にしなくてもよいと言われても、どうしても気になってしまうもの!
そこで、ブロックを防ぐためのポイントも解説します。
LINE公式アカウントは、「不要」「自分には関係ない」「有益な情報が送られてこない」と感じてしまうとブロックされてしまうため、「必要」「自分に関係ある」「有益な情報を送るアカウント」という印象付けでブロック率を軽減することが可能です。
是非、下記施策や設定を参考にしてみてください。
①初回メッセージの工夫
あいさつメッセージには、「配信内容」「頻度」を案内しましょう。
どのような情報が配信されるのか、どれぐらいの頻度で配信されるアカウントなのかがわかり、ユーザーも受け取る準備ができます。
また、あいさつメッセージでクーポンなどの登録特典を付けることで初回来店や初回利用に繋げやすくなります。
注意点としては、初回特典を貰ってブロックする人もいますので、プレゼントして終わりではなく、さらに次回利用できる特典案内やキャンペーン、イベント案内をおこない関係をキープしましょう。
特典の継続やキャンペーンがない場合は、下記のようなコンテンツを用意することで関係を維持することもできます。
コンテンツ例
・くじ
・マンガ
・クイズ
・診断
など
②絞り込み配信
LINE公式アカウントには、絞り込み配信という機能があります。
メッセージの配信先を属性(性別、地域、年代など)で絞り込んで、該当する友だちのみにメッセージを配信する方法です。
例えば、情勢向けの情報は女性に、東京エリアに関する情報は関東圏に絞るなど設定をして、属性に合った情報を届けましょう。
③メッセージの長さに注意する
LINEで文字数の多いメッセージは、吹き出しが長くなります。
ユーザー目線で考えた場合、いきなり長文のメッセージが送られてきても見る気がしません。
サービスや商品の説明などで、文字数が多くなる場合もありますが、文は極力は短く設定することをオススメします。
また、LINEの仕様上、送られてきたメッセージは最初の文の頭から表示される分けではなく、文末が表示されてしまうので、一旦スクロールして文の頭まで戻らないといけません。
目安の長さは約200文字程がオススメとなりますので、この機会に調整してみましょう。
まとめ
今回は、LINE公式アカウントがユーザーにブロックされない方法を解説しました。
ブロックされにくいアカウントを運営するためには下記3点は気を付けましょう。
・メッセージの配信頻度に気を付ける
・有益な情報を提供する
・友だちの属性に合せて適切な情報を発信する
また、ブロックについてですが、運営側からすると「友だち登録してくれたのに何でブロックするんだろう」と悩まれると思いますが、どんなに人気のアカウントでも一定数ブロックする人はいます。
日本一人気のある人でも100%の人に指示されているわけではありません。
ブロック数を気にするより、登録し続けてくれている友だちを顧客にできるようなLINE公式アカウントを運営していきましょう。
コメント